株式会社墨運堂様(製造業)導入事例インタビュー

基幹システムとkintoneを連携し、全従業員がスマホで在庫確認可能に。
「対話型」のWEBシステムを構築し、現場の業務効率を劇的に改善
公開日:2025.12.09
墨運堂様のHP画像
インタビューにご協力いただいた奥村様
インタビューにご協力いただいた奥村様
株式会社墨運堂
担当者:奥村 博行様
所在地:奈良県奈良市六条
URL:https://boku-undo.co.jp/
奈良県に本社を構える、創業200年を超える老舗書道用品メーカーです。創業当初は硯でする「固形墨」の製造から始まりましたが、時代の変化に合わせて業界で初めて液体の墨「墨液(ぼくえき)」を開発しました。現在では墨だけでなく、筆・硯・紙といった書道用品全般を取り扱っており、その数はカタログ掲載外のものを含めると約2,000点以上にのぼり、長く日本の書道文化を支え続けています。

活用イメージ

製品の在庫確認として活用し、現場の従業員の方々が簡単に在庫を調べられる仕組みです。
また、全国の書画展のイベント情報の掲載の管理にも活用されています。

在庫確認仕組みの検索ページ
在庫確認の仕組みの検索ページ。誰でも手軽に検索できる使いやすさが好評

創業200年を超える、書道文化を支えるパイオニア

――まず初めに、貴社の事業内容とWebサイトの役割についてお聞かせください。

弊社は長年、固形墨や、全国で初めて開発した液体墨墨液」を中心に、筆・硯・紙など書道用品全般を取り扱うメーカーです。基本的には書道専門店様や文具問屋様への卸販売がメインですが、Webサイトは一般のお客様に向けて「こんな商品があるんだ」と知っていただく場として運営しています。
顔彩パールという商品
奥村様がお持ちの商品「顔彩パール」水と筆1本あればすぐ描くことができ、キラキラした色彩は見た目にもきらびやかでかわいく表現できる商品。このように時代のニーズに合わせた製品を作り続けています。

【導入前課題】約2,000点以上に及ぶ商品の在庫管理に課題を抱えていた

――導入前は、社内の情報共有やWebサイト運用においてどのような課題がありましたか?

カタログ未掲載のものを含めると商品・原料・資材含めて約2,300点の商品があるので以前より、特に「在庫確認」の効率化に課題を感じていました。

弊社の基幹システムは専用のソフトが必要で、事務処理用の特定のパソコンでしか閲覧できませんでした。そのため、倉庫にいる現場スタッフや外回りの営業担当が在庫を確認したい場合、わざわざ事務所のパソコンまで戻って確認しなければならず、非常に手間がかかっていました。

過去には外部委託で在庫確認システムを作ったこともありましたが、メンテナンスが難しく、担当者が変わると運用ができなくなってしまうという悩みがありました。また、Webサイト自体も以前は制作会社に依頼していましたが、自分たちで自由に更新や修正ができない点がネックになっていました。
製品紹介ページ。製品の種類だけでも多数の項目があるので、さらに商品となると取り扱う商品量の豊富さがわかります。

【導入の決め手】専門知識がなくても使えるという、ハードルの低さ

――おりこうブログDXおよびkintoneの導入を決めた理由は何でしたか?

Webサイトのリニューアルを検討していた際、販売店さんから提案を受けたのがきっかけです。
最初は「自分たちに使いこなせるのか?」と不安もありましたが、実際に画面を触らせていただくと、難しいプログラミングコードを書く必要がなく、直感的に操作できることが分かりました。

HTMLなどの専門知識がなくても、「ここをこうしたい」という要素を画面上で配置していくだけで形になる。この「ハードルの低さ」と、自分たちでメンテナンスができる点が導入の大きな決め手となりました。

【導入後の運営】在庫確認の管理により業務スピードが格段に向上。また、イベント情報発信にも

スマートフォンから見た在庫確認の仕組み画面
スマートフォンから見た在庫確認の仕組み画面
――現在、在庫確認の仕組みはどのように運用されていますか? また、現場からの反響はいかがでしょうか。

現在は、基幹システムから在庫データを定期的にエクスポートし、Webページで確認できるように連携させるため、1日に2回kintoneに取り込む運用を行っています。これによりWi-Fi環境のある倉庫内ではスマートフォンで、営業先ではタブレットなどで、場所を選ばずに在庫確認ができるようになりました。

営業担当が商談中に「これなら在庫があります」と即答できるなど、業務スピードが格段に向上しました。

導入当初は「商品コード」での検索を想定していましたが、kintoneの仕様で「漢字一文字」でも検索が可能だと分かり、これが現場から非常に好評です。商品コードを覚えていなくても探せるため、現在では月間約1,000件ものアクセスがあります。

――在庫確認以外にも、Webサイトでの情報発信に活用されているとお聞きしました。

はい、Webサイト上の「書画展・イベント情報」の発信にも活用しています。
以前はWordPress等を使って手作業でHTMLを編集していましたが、現在はアプリに情報を入力するだけで、日付検索などが可能なページが生成されるようになりました。

更新漏れもなくなり、お客様からも「最近はちゃんと更新されていますね」とご好評いただいています。
奥村様がご自身で作成された全国の取引先様の書画展・イベント情報のページ

【今後の展望】日報の一元管理や商品検索機能のkintone連携

――今後のおりこうブログとkintone連携における活用の展望をお聞かせください。

今後は、営業担当の日報をkintone化し、入力から閲覧までを一元管理できる仕組みを検討しています。

また、Webサイト上での「商品検索機能」の実装も目指しています。2,000点以上ある商品のデータベース化は大変ですが、検索用の項目と商品ページURLをkintoneで管理し、Webサイトから検索・遷移させる仕組みであれば現実的だとアドバイスをいただきましたのでそちらも検討してみたいと思います。

―― 業務日報に関してですが、先日 DX活用支援スタートパック というものを発売させて頂きました。その中に業務日報に関する項目もございますので、もしご興味あれば一度ご案内させていただければと思います。

そうなんですね。新しく運用を始める際にはサポートセンターの方がいつもスムーズに対応してくれますので、連携しながら、より便利な活用方法にチャレンジしていきたいです。

【導入を検討されている方へ】専門知識がなくても直感的に運用・管理できるホームページツール

奥村様
――最後に、おりこうブログDXを導入し、kintoneを導入することで業務を効率化を検討している方へ、メッセージをお願いいたします。

HTMLの知識がないとホームページが作れない、検索機能などの「対話型」のページを作るには高度な技術が必要で、作れたとしてもメンテナンスができない……といった悩みをお持ちの方は多いと思います。

今回のおりこうブログDXとkintone連携機能を使ってみて感じたのは、本当に専門知識がなくても、直感的にパーツを配置していくだけで「検索システム」などが作れてしまうということです。「ここで検索をかけさせることができるんだ」とわかるだけでも、制作にかかる労力や心理的なハードルは劇的に下がります。

自社で運用・管理できる「対話型」のホームページを作りたいと考えているなら、これほどもってこいなツールはないと思いますので、本当におすすめです。

株式会社墨運堂様はおりこうブログとkintone連携をしたことで、在庫確認がスマホでできるようになり、現場の業務効率が改善されたことが印象的でした。また、営業担当が商談中に即答できるようになったというのは、スピード感のある対応に直結していると感じました。

さらに、専門知識がなくてもWebサイトを自社で更新できるようになった点も大きな変化です。制作会社に依頼する必要がなくなり、更新の自由度が増したことで、情報発信のスピードが格段に上がっています。

イベント情報の更新も簡単になり、更新漏れがなくなったことでお客様からの評価も向上しているのは素晴らしい成果だと思いました。

おりこうブログとkintoneを活用すれば株式会社墨運堂様のように業務のDX化によるスピードと柔軟性を両立できる仕組みが実現可能です。
ぜひお気軽に資料のダウンロードや無料体験版をご利用ください。
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