竹下製菓株式会社様(食料品製造業)導入事例インタビュー

「ブラックモンブラン」の竹下製菓が挑むDX。kintone連携で「紙文化」からの脱却とメディア対応の効率化を実現
公開日:2025.12.26
竹下製菓様のHP画像
インタビューにご協力いただいた山下様
インタビューにご協力いただいた山下様
竹下製菓株式会社
担当者:山下 様
所在地:佐賀県小城市
URL:https://takeshita-seika.jp/
主に九州・四国・中国地方で長年愛され続けているアイス「ブラックモンブラン」でおなじみの竹下製菓株式会社様。西洋菓子の製造から始まり、現在は創業130年を超える老舗企業です。アイスだけではなくマシュマロ菓子やチョコレート菓子など、大人から子どもまで幅広い世代に愛される製品を提供しています。近年では、企業様とコラボレーションした商品を発売するなど、さらなる成長を遂げています。

創業130年超。老舗が守り続ける「変わらない美味しさ」と「攻めの姿勢」

――まずは、御社の事業内容について教えてください。

弊社は1894年(明治27年)の佐賀県鹿島市で創業し、当初は西洋菓子の製造から歩みを始めました。大正時代にはビスケット、昭和に入りアイスの製造を開始し、今年で設立から98年を迎えます。看板商品であるブラックモンブラン」は発売から56年目となり、現在も「ミルクック」や「トラキチ君」とともに、多くのお客様にご愛顧いただいています。

現在は小城市の天山の湧き水を使用し、地元佐賀から全国へ美味しいお菓子とアイスをお届けしています。お菓子は全国展開していますが、アイスは物流の関係もあり、まだ「全国どこでも」というわけにはいきません。しかし、「各都道府県で最低一箇所以上は竹下製菓の商品が買えるようにしたい」という代表の強い想いのもと、営業を含め社員一丸となって取り組んでいる最中です。
上から「トラキチ君」「ブラックモンブラン」「ミルクック」
上から「トラキチ君」「ブラックモンブラン」「ミルクック」竹下製菓の商品の中でも人気のアイスです。

【導入前課題】「社長が不在だと決裁が止まる」紙ベースの文化を変えるためのkintone導入

――kintoneを導入されたのは約2年前とのことですが、どのような背景があったのでしょうか?

ペーパーレス化を進めたいことが最大の理由です。以前は、紙ベースで提出・回覧する書類が非常に多く、社長が不在にしているとすぐに決裁をもらえないこともありました。そこで、「オンラインでクラウド上で完結できる仕組みが必要」と考え、kintoneの導入を決めました。

――具体的にはどのような業務で活用されていますか?

備品購入の申請や、クレーム対応の一元管理、案件管理など幅広く活用しています。過去の対応履歴を振り返るときも、kintoneなら1年前の情報でもすぐに検索できます。「あの時どうだったっけ?」という状況がなくなりました。担当者が変わっても状況が把握できるので、属人化を防げるのは大きなメリットです。

【導入の決め手】おりこうブログDXへ切り替え。決め手は「使い慣れたツール」との連携でWebサイトへの表示・更新がお手軽に

kintone連携で作成している竹下製菓様の商品紹介ページ
kintone連携で作成している竹下製菓様の商品紹介ページ
――今回「おりこうブログDX」へバージョンアップいただきました。切り替えの決め手は、やはりkintoneと連携できることだったのでしょうか?

はい、連携できる点は大きな魅力でした。販売店の方から「kintoneで管理しているデータをWebサイトに表示できる機能がある」と伺ったのがきっかけで、切り替えを検討し始めたんです。

「おりこうブログDX」に切り替えてから、私もWebサイトの更新に携わるようになりました。ただ、Webサイトの更新はどうしても緊張するものです。以前はおりこうブログの管理画面から「間違えたらどうしよう」と不安を抱えながら、作業していました。

しかし、kintoneであれば私も含め、社員が使い慣れています。kintoneでデータを更新すればWebサイトにも自動で反映される仕組みのおかげで、更新作業の手間が大きく減り、心理的なハードルもぐっと下がりました

現在、商品紹介ページやメディア掲載情報ページ、広告掲載ページで連携機能を活用しています。

【導入後の運営】メディア対応の連絡漏れをゼロに。

――おりこうブログDX」ではWebフォームとkintoneを連携することもできますが、こちらの機能は利用されていますか?

「メディア取材お問い合わせフォーム」から送信された取材依頼は、kintoneへ自動登録される仕組みになっています。ありがたいことに取材の連絡を多くいただくのですが、担当者が不在だと電話対応だけでは情報の聞き取り漏れが発生したり、お待たせしてしまうことがありました。

現在は、電話を受けた社員がマニュアル通りに「サイトのメディア問い合わせフォームからご連絡いただけますか?」と案内するだけです。フォームには入力項目が揃っているので、口頭でご説明いただく必要もありません。さらに、kintoneを確認すれば、進捗や対応履歴も一目瞭然です。その結果、連絡漏れがゼロになり、スムーズな対応が可能になりました。

Webサイト上の取材お問い合わせフォーム
Webサイト上の取材お問い合わせフォーム。電話対応後の案内もこちらに一元化している

【サポート体制】画面共有が、プロではない私たちの強い味方

――運用していく中で、おりこうブログやkintone連携についてのサポート体制はいかがでしょうか?

滅多に触らないページの設定などで迷った際に相談すると、本当に丁寧に教えていただけます。特に画面共有をしながら「このボタンをこうしてください」とリアルタイムで指示をいただけるので、スピード感があり、非常に助かっています。さらに、私たちのようなWebの初心者にもわかりやすい言葉で説明してくれるので、安心して問い合わせることができます。

【今後の展望】イベント管理もDXで、もっと身近な竹下製菓へ

――今後のおりこうブログとkintone連携において挑戦してみたいことはありますか。

以前、ブラックモンブラン55周年のキャンペーンで、フランスのモンブラン山への聖地巡礼ツアーを企画しました。その際は、別のフォームで集計してExcelで管理していましたが、今後はこうしたイベントの申し込み管理も、すべてkintone連携で完結させたいと考えています。
ブラックモンブラン55周年記念の際のイベントチラシ
55周年記念で聖地フランスでブラックモンブランを食べるというとてもユニークなイベントを開催

【導入を検討されている方へ】自社に合わせて作り込めるのが最大の魅力

山下様とブラックモンブランの横断幕
山下様とブラックモンブランの横断幕
――最後に、おりこうブログDXを導入し、kintoneを導入を考えている企業の方へアドバイスをお願いします。

kintoneの最大のメリットは、会社に合わせて柔軟にカスタマイズできる点だと思います。最初はイメージが湧きにくいかもしれませんが、アプリを一つ二つ作っていくうちに、使いやすさが会社にフィットしてきます。すると、使っていない社員からも「こういうことはできないの?」という声が上がり、自然とみんなを巻き込みながらアプリを増やしていけます。さらに、一度作ったアプリをどんどん使いやすく改善できるのは、kintoneならではの魅力だと感じます。

竹下製菓株式会社様はおりこうブログDXとkintone連携をしたことで、問い合わせ業務やWebサイト上の管理や更新の手間が大きく改善されたと感じました。

特に印象的だったのは「Webサイトの更新作業の手間が大きく減り、心理的なハードルもぐっと下がりました」という言葉です。使い慣れた道具を使うからこそ、無理なく続けられる——このシンプルな真理が業務効率化や、現場からの自発的な改善提案につながっています。まさに、DXの本来あるべき姿を見せていただきました。

おりこうブログDXとkintoneを活用すれば竹下製菓株式会社様のようにDX化による業務の改善などが実現可能です。ぜひお気軽に資料のダウンロードや無料体験版をご利用ください。
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