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ルックアップ機能の活用

kintoneアプリの「ルックアップフィールド」を活用して、キーとなる項目を選択、もしくは直接入力することで、設定した他の項目に自動入力することができます。

ここではキーとなる項目を "商品コード" として、"商品コード" を選択(直接入力)すると "商品名" が自動入力されるように設定しながら解説しています。

kintoneアプリ側の設定

まずはkintoneアプリ側のルックアップフィールド設定が必要となります。
フォームの自動入力機能を利用する上で必要となる設定は下記の通りです。
①フィールド名
フィールド名を入力します。ここでは "商品コード" としています。

②関連付けるアプリ、コピー元のフィールド
「関連付けるアプリ」で情報を参照したいマスタアプリを選択し、参照する元となるフィールドを「コピー元のフィールド」で設定します。

*"コピー元のフィールド"に設定するフィールドは値の重複を禁止する」に設定する必要があります。マスタアプリの設定から確認してください。
③ほかのフィールドのコピー
「コピー元のフィールド」から紐付けて自動入力させるフィールドを選択します。ここでは「商品名」を選択しています。

④コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド
データを取得する際の選択画面に表示するフィールドを設定できます、必要に応じてフィールドを選択してください。

おりこうブログ側の設定

①フォーム設定の「関連アプリAPIトークン」を設定

フォームの「kintone連携設定」を行います。

フォームからの情報を登録する kintone連携アプリURLkintone連携APIトークン をそれぞれ入力します。
続いて「関連アプリAPIトークン」に、情報を参照するマスタアプリのAPIトークンを入力します。
"トークンを追加する"ボタン をクリックすると入力欄が追加され、最大8件まで登録することができます。
「項目の選択取り込み」をクリックすると、連携しているkintoneアプリに存在するフィールド名が表示されるため、フォームに追加したい項目にチェックをいれます。
選択後、ページ下部の「実行」ボタンを押して項目の取り込みが完了します。
*kintoneアプリの設定で必須項目になっているフィールドは必ず取り込まれるため、変更することはできません。

②項目編集

フォーム項目の編集を行います。追加したフォームの「項目編集」をクリックし項目編集画面を開き、「kintone項目の取り込み」ボタンをクリックします。
「項目の選択取り込み」をクリックすると、連携しているkintoneアプリに存在するフィールド名が表示されます。
フォームに追加したい項目にチェックを入れて、ページ下部の「選択した取り込みを実行する」ボタンを押して項目の取り込みが完了します。
*kintoneアプリの設定で必須項目になっているフィールドは必ず取り込まれるため、変更することはできません。

③フォームを設定する

フォームの連携や設定が出来たら、サイトにフォームを設置します。

お問い合わせブロックを配置し、データ編集パネルの「フォームタイプ」から設定したフォームを選択して配置することが出来ます。

*ボタンの文字色や背景色のデザインは、フォームブロック編集パネル>管理設定>デザインカスタマイズ から変更できます。


A-ルックアップボタンが表示される項目
kintoneアプリでルックアップフィールド設定時、「コピー元のフィールド」に設定した項目に ルックアップボタン("一覧から選択"ボタン)リセットボタン が表示されます。

ここでは、「商品コード」が設定されているため、ルックアップボタンから項目を選択、もしくは商品コードを直接入力することで対象の情報を紐づけて入力することが可能です。

B-自動入力される項目
Aで選択された内容に連動して、自動で入力される項目です。kintoneアプリでルックアップフィールド設定時、「ほかのフィールドのコピー」に設定した項目が表示されます。
*ルックアップ項目には「※自動入力項目」と記載されます。
C-ルックアップボタンをクリックして表示される項目
kintoneアプリでルックアップフィールド設定時、「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」に設定した項目が表示されます。

*左上の検索欄からデータを検索することが可能です。赤い枠で囲われた箇所のデータが検索機能の対象となります。
*選択画面の項目名には、関連付けるアプリのフィールド名ではなく、フィールドコードが表示されます。