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株式会社ヒイラギ様(機械製造) 導入事例インタビュー

お客様の役に立つ情報発信でGoogle上位を獲得! 新規顧客からのお問い合わせ数も2倍以上に

ヒイラギ様のホームページ
株式会社ヒイラギ
サイト担当者:柊山浩幸社長
業種:機械製造業(燃料貯蔵タンク等の製造・販売)
所在地:埼玉県春日部市
URL:https://www.tank-hiiragi.co.jp/
埼玉県春日部市に本社を構える株式会社ヒイラギ様は、燃料や薬液などの危険物を貯蔵する施設の設計・製造・販売までをメインに手掛ける企業です。これらの貯蔵施設は主に非常時の発電設備の燃料保管や、化学工場の薬液保管などに利用されています。

今回はサイト作成・更新を担当している社長の柊山様に、おりこうブログ導入のきっかけや成功の秘訣をお聞きしました。Webサイトを活用して新規顧客からのお問い合わせを増やしたい方はぜひご覧ください。
お問い合わせ数増加や業務効率化に成功した事例をまとめてダウンロード!

貯蔵設備の納入に、必須な会社の信頼を形成

――ヒイラギ様の納入実績を拝見すると、電力会社や病院、市役所など私たちのライフラインを支えているお客様が多いと思いました。そこで防災の要として、御社の製品がお客様から信頼されて選ばれている理由を教えてください。

まず、創業50年以上という長い社歴が、お客様に選んでいただいている一因です。

そして新規お問い合わせの獲得においては、雑誌や新聞などの広告宣伝していますが、現在大きなウェイトを占めているのがWebサイトからのお問い合わせです。

私どものWebサイトでは製品の紹介はもちろんですが、技術的な情報の紹介や事例も掲載しています。
あとはお客様ご自身では情報を集めるのが困難な、消防法などを解説するコンテンツも充実させていますね。

そういった情報を弊社Webサイトで事前にお調べいただいて、最終的に適した製品を選んでいただいているような印象です。
製品の技術情報や導入事例、設置時に理解が必要な消防法を解説するコンテンツを充実
製品のカテゴリーごとに解説ページを設けている
――たとえば防災の基準を満たすような貯蔵設備をお探しのお客様が、ヒイラギ様の解説ページに辿り着いてお問い合わせにつながる、といったケースが多いのでしょうか?

そうですね。弊社の製品のような危険物の貯蔵設備の導入には、法律の理解も必須ですので。

発電機自体の機能、あるいは燃料の仕様などの情報は他にも解説しているサイトはありますが、私どものWebサイトで特化しているのは、消防法の疑問に対する解説です。

消防法のわからない箇所への解説を求める方に、弊社Webサイトがお力になれていると感じます。

おりこうブログだったら ❝私でも簡単に更新できそう❞ という印象を受けた

――おりこうブログでリニューアルする前のWebサイトのお悩みや課題を教えてください

以前のサイト運用では、担当の商社さんに更新代行をお願いしていました。
当時は更新のたびに担当者へ連絡して、試行錯誤していましたね。

しかし、当時の担当者さんがご多忙で体調を崩されて、更新が思い通りに進まなくなったのです。

これから更新をどうしようかと思案していたところ、担当者の方から紹介していただいたサービスが、ディーエスブランドさんのおりこうブログでした。

おりこうブログの説明を受けたときは 私でも簡単に更新できそう という印象でしたね。

おりこうブログだったら「私でも簡単に更新できそう」という印象を受けた
おりこうブログでは実際のサイトに近い「見たまま編集」画面で直感的に操作できる

通常業務もしながら独学で操作方法を勉強するのは困難だった

――おりこうブログ以外にも、他のWebサイトサービスの調査や比較はされましたか?

一時は、HTMLを学んで自力で構築することも検討したのですが、通常業務と並行してサイト更新業務まで行う時間は取れないなと判断しました。

WordPress(フリーのCMS)も試してはみたんですけど、こちらも通常業務もしながら操作方法を勉強するのは無理だなと感じましたね。
――柊山社長の場合は、経営業務が最優先でしょうから、Wordpressの操作方法の習得にはあまり時間を取れないですよね。

そうですね。Wordpressも操作方法を憶えている時はいいんですけど、2,3か月後に更新をしたいとなったら、忘れちゃうんですよ。(笑)

その点、おりこうブログであれば、HTMLなどの専門知識は不要で、間が空いて操作しても直感的に分かるし、もし分からない時もすぐにサポートに相談できますからね。

かんたん操作と、親切なカスタマーサポート体制が導入の決め手

――おりこうブログを選んでいただいた決め手は他にもありましたか?

現代の企業サイトでは、見た目が新しくても更新が何年も滞っていると、「情報が古いからアテにならない」というイメージを持たれるとのお話を良く聞きます。

あとはGoogleなどの検索エンジンの上位を目指すにあたり、Webサイトが更新されているか否かも評価の対象となります。
なので、自分でかんたんに操作ができて更新ができるという点で、御社のおりこうブログが最適だなと判断しました。

――ありがとうございます。Webサイトを自社で更新できるような体制を整えたい、という明確なニーズがあったのですね。


はい、そうですね。あとは、おりこうブログには先ほども述べたように、相談するところがあるという点ですかね。
「ここをこんな風に直したいんだけど…」という疑問はカスタマーサポートに電話すると、すぐ教えてくれるので。

そういったカスタマーサポートのフォローがあったので、Webサイトのリニューアルもスムーズに進みましたね。

アクセス解析やSEO対策機能がシンプルで初心者にも使いやすかった

――おりこうブログの導入後、使い勝手が良かった機能やサービスがありましたら教えてください

現在のGoogleアナリティクス(Webサイト解析ツール)は、素人には複雑で分かりづらくなってきているんですね。

それに対しておりこうブログのアクセス解析機能は、複雑すぎず我々にはちょうどいい分かりやすさになっていると感じます。

ページごとの流入や流出数だとか、アクセスの変動などアップデートに伴いちょうどいいツールになってきたなと。
ほかにはSEO対策(検索エンジン最適化)機能などもシンプルで分かりやすいです。
あとは私が案外助かっているのは、保存箱機能(※)ですね。
※保存箱機能…PDFや画像などのファイルをサーバーに保存して、そのファイルを参照してホームページへ挿入できる機能

弊社Webサイトでは製品の型式ごとに、図面データをダウンロードできるようにしています。その図面の更新が必要な時に、保存箱のデータと入れ替えるだけで済むので、とても楽なんですよ。

なので、業務の効率化にもつながっていますね。
またページの新規作成の際には、おりこうブログはPowerPointのような操作感で使える点も助かっています。

お客様の印象を左右するのは、製品の特性を端的に伝えるイメージ画像

――Webサイト運営で特に力を入れて作っているページやコンテンツ、工夫している点を教えてください

特に力を入れているのは、製品の写真や絵などのイメージですね。

慣れてくるとWebサイトの作成・更新などは全く苦ではないんですけど、一番苦労しているのが製品イメージを作ることです。私が一番時間を費やしている業務ですね。

製品の紹介テキストだけでは、読まれないことが多いんです。製品の印象は、その特性をイメージ画像でダイレクトに表現できるかどうかで決まっちゃうんですよ。

だから製品イメージを作るのも大変ですが、Webサイトの配置バランスなども気にしている部分です。

製品ページで特長を端的に伝えるイメージ画像を掲載
製品ページで特長を端的に伝えるイメージ画像を掲載

専門知識の発信がサイト訪問数を増やし、新規お問い合わせにつながる

――弊社で調べたところ、ヒイラギ様のWebサイトはGoogleでの検索順位が 「危険物貯蔵タンク」…3位、「屋外貯蔵タンク 製造」…3位、「屋外貯蔵タンク 販売」…1位と軒並み高順位を獲得していました。(2023年8月時点)

どんなページが検索上位を獲得しているのかをチェックしたところ、消防法の解説ページがランクインしていたんです。

現在は商品を一方的に売り込むのではなく、お客様の役に立つ情報を発信することで自然に集客するコンテンツマーケティングが主流になっていますが、ヒイラギ様のホームページはまさにコンテンツマーケティングに成功されていると感じました。

ありがとうございます。
弊社に電話がくるお客様にお話を伺うと、やはり解説ページ経由でお問い合わせに至ったケースが多いです。

お問い合わせや購入の前に、Webサイトを見ているお客様がほとんどです。なかには実際に相談する1年以上前からWebサイトを見てくださっている方もいました。

消防法解説ページ
消防法(危険物)の解説ページ。危険物の定義という基礎から、法令で定められた指定数量の計算方法まで、極めて詳細に解説されている。情報量が充実したページを作るのは、GoogleやYahoo!で上位を獲得するうえでも有効。

お問い合わせや受注数が増加し、コストを上回る成果があった

――Webサイトを運用した際のコストパフォーマンスについて教えてください

Webサイト開設前の広告宣伝には、新聞広告や業界紙への掲載で約20万円~30万円ほどの費用がかかっていました。

それと比べるとインターネット初期に、最初にWebサイトを開設したときは約200万円以上の費用が必要だったので、かなり高額だったんです。

その後、おりこうブログでリニューアルする際にも「コストをかけてまでWebサイトをリニューアルする必要があるのか」と悩みました。

Webサイト開設は、サーバー(※)やドメインの保守・運用サポートに関するランニングコストや、導入の初期費用も含めると決して安いモノではないと思うんですよ。
※サーバー…ホームページなどのデータの保管庫

いわゆる宣伝広告費としてそこまでのコストをかけて、それを上回る成果を獲得できるのかという懸念があったんですね。
――そうですね。新聞広告の場合ですと、読者の皆さんの手元に新聞が届くから読まれているというのは実感しやすいですが、Webサイトですと、ちゃんと見られているのか不安に思いますよね。

そうですね。Webサイトなどの広告宣伝は、全体的に「どのくらいの成果があったのか?」という部分は判断しづらいものですので。どんな企業でも、最初はWebサイト導入には悩むと思いますよ。

しかしWebサイトは今後も必要だと判断してからは、最終的には思い切って決断しました。(笑)

それでリターンとして結果が出ているから、いいんじゃないかと。

おりこうブログでリニューアル後、お客様からのお問い合わせ数が2倍以上に!

――おりこうブログでのリニューアル後、コストを回収できるぐらいのリターンを得られたとのことですが、そちらについて詳しく聞かせてください

たとえば新規のお客様から電話をいただく件数が、現在は1日あたり2~8件ほどあるんですよ。

導入前は、たしか1~3件くらいだったことを考えると、2倍以上になっていますのでWebサイトでの成果は上がっていると言えます。

安くはないコストをかけたので、成果が出てほしいという気持ちが報われて安心しました。(笑)

でも導入してしまえば、あとは保守・運用費用だけなのでコスト面の問題は最初だけですね。
新規顧客からのお問い合わせ数が、リニューアル前に比べて約2倍に増加!
新規顧客からのお問い合わせ数が、リニューアル前に比べて約2倍に増加!

エンドユーザーから直接お問い合わせがくるようになった

――おりこうブログを導入して、今まで接点がなかったお客様からのお問い合わせなどの反響があれば教えてください

以前は、取引先の商社や設備会社を経由してから相談がくることが大半でした。

しかし、おりこうブログでWebサイトをリニューアルしたあとは、エンドユーザー様から直接お問い合わせをいただく機会が増えました。

たとえば水害で市役所が水没して、発電機が故障したとなれば、早期に復旧したい市役所の職員様からのお問い合わせが多くなります。

今では業種に限らず貯蔵タンクのニーズがある全国の企業・自治体全般から、お問い合わせがあるという状況です。
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電話対応や接客業務を効率化できた

――今後のサイト運営やビジネスにおいて、さらに力を入れて取り組んでいきたいことなどあれば教えてください

今後も法改正などがあるでしょうから、そういった情報を解説するコンテンツは増やしていくかと思います。

お客様の役に立つ情報を提供することから始めるのが弊社の考えですので、時代の要求に合わせて更新していきたいです。

新規お客様の集客にもつながりますし、1件1件お客様にお電話などで基礎知識をゼロから説明するのも大変ですからね。

Webサイトに情報を掲載しておけば、お客様がある程度の知識を得てからお問い合わせしてくれるので、接客業務も効率化できるんですよ。

誤解されやすい法解釈などもあるので、解説系のコンテンツでは「これはこうなんですよ」という補足説明も加えることを意識しています。

あとは商談や打ち合わせの時に、お客様が弊社サイトのコピーを参考資料として持ってきていただくというパターンも多いみたいです。
製品の選び方も詳細に解説されている
製品の種類や選び方も詳細に解説されている

Webサイト公開までをプロに発注し、更新は自社で行う運用体制がベスト

――現在Webサイトの開設・リニューアルを検討している方へ向けて、アドバイスをお願いします。

Webサイトは更新しているか否かが重要です。また最新で正確な情報が提示されているか、ということも大切でしょうね。

こういった日々の運用までサイト制作会社に依頼するのは、コストの面でも時間の面でもデメリットしかないので、「まず自分でやりなさい」というのが率直な意見です(笑)

でも独学での運用・更新は時間的にも難しいので、サポートが充実しているところにお願いすべきですね。

個人の意見としては、会社のWebサイトって代表取締役が更新するのがベストだと思うんですよ。
更新や掲載内容に対する権限も持っているわけなので。

Webサイトを制作・更新するのにいちいち社内決裁をしたり、稟議を回したりといった時間がある間に時代はどんどん変わっていっちゃいますからね。

しかし経営者が多忙な場合は、ある程度の決裁権を持つベテラン社員が更新を行うのが望ましいです。
あるいはそのベテラン社員の指示のもとで部下のサイト担当者が更新するなどですね。

そういったサイト作成や更新のしやすさ、充実したサポート体制などを考えると、Webサイトを効果的に運用したい会社は、自ずとおりこうブログに辿り着くのではないでしょうか。

――ありがとうございます。Webサイトは自社で更新すべきというお話に深く納得しました。
文章の作成からすべて外注しようとしても、ほとんどのライターには消防法や貯蔵タンクの専門知識がありませんから、ヒイラギ様ほどのクオリティの高い解説コンテンツを作成するのは不可能だと思います。仮にできたとしても、上っ面だけの文章になりそうですね。

サイト公開までのベース部分は御社に任せて、あとの文章や画像などの細かな更新は、少し操作に慣れれば社内の担当者自身でできるはずです。

サイト更新担当者は操作方法などを、細かく上司に聞くのも大変かと思います。

ですが、おりこうブログであれば「操作がわからなかったらカスタマーサポートを利用しなさい」と部下に伝えるだけで解決するので、どちらも楽なんですよね。

更新されていないWebサイトでは、お客様から信頼してもらうのは難しい

弊社でも新しい取引先のWebサイトを見ると「しばらく更新されていない会社だけど大丈夫ですか?」みたいな話を聞きます。

こういった未更新のWebサイトを運営している取引先ですと、少し構えてしまいますね。

――そうですね。たとえば私が病院の職員で非常時に発電機を回すための燃料貯蔵タンクの導入を検討しているとして、もし候補のメーカーのWebサイトの更新が5年前で止まっていたら、「この会社には、患者さんの命は預けられないな」と感じてしまいます。こういった会社の信頼を保つためにも、情報の更新は重要ですね。

ええ、そこが重要なんですよ。私もWebサイトに関する本などをいろいろと読んでいて、思うことは「多少の見た目は気にするな」です。

お客様の役に立つ最新の情報を発信し続ける。
おりこうブログのようにサイト開設まではプロに作成していただいて、更新を自分たちで行う。

これが実際のサイト運用でできうるベストの体制かなと感じます。

――本記事をお読みになる方の中には、ヒイラギ様のお客様に該当するような防災設備や燃料タンクを必要としている病院や自治体、民間企業も含まれるかと思います。最後に、そういった方々に伝えたい点や自社のPRしたい点があれば教えてください。

そうですね。最新の法関連規制の情報などは、私どものWebサイトをご参考にしてくださいということですね。

そこで弊社製品がお客様のニーズに合えば、ぜひお問い合わせをお待ちしております。
ヒイラギ様はお客様の疑問・お悩み解決に役立つ情報を発信するとWebサイトの役割を明確にして、集客・売上アップに活用されている点が印象的でした。

製品の紹介だけではなく、お客様の疑問にフォーカスして最終的に製品紹介へとつなげる導線づくりにも工夫が施されています。
この取組みの結果、お客様からの信頼を得ることにもつながり、コンテンツマーケティングのメリットでもある長期的な集客をもたらすWebサイトとなっています。

しかしこうしたマーケティング手法は、直ちに効果が期待できる施策ではありません。
ヒイラギ様のようにWebサイトをコツコツと育てていく小さな積み重ねが、やがて大きな成果を生み出します。

おりこうブログでは、CMSの利点であるコンテンツ拡充の手軽さを活かして、今後もさらに高い集客力を持つWebサイトへと成長させるサポートができればと思います。

弊社は日本全国のお客様のサイト運用にご利用いただいてきたノウハウをもとに、これからもおりこうブログは中小企業・団体様に"ちょうど良いサービス"を目指していきます。
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